ゲーミングモニターは、一般的なモニターよりもリフレッシュレートが高く、遅延が発生しにくいのが特徴です。
通信速度を高めるだけでなく、高性能なゲーミングモニターを接続することで、更にラグを抑えられます。
ゲーミングモニターのおすすめ商品に加えて、選び方についても詳しく紹介するので、自分の用途に合った製品を購入できるようにしましょう。
目次
ゲーミングモニターとは?
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ゲーミングモニターとは、一般的なモニターよりも更新頻度や応答速度を高めることで、遅延をできる限り少なくしたモニターです。
一般的なモニターの総合的な遅延が22ms程度なのに対し、高性能ゲーミングモニターでは遅延を5ms程度に抑えられることから、1フレーム分遅延を減らせます。
また、テレビは総合的な遅延が100ms程度になる物もあるので、5フレーム以上遅延を抑えられる場合があります。
遅延の少なさが重要なFPSゲームや、モニターの遅延が発生しやすいテレビゲームを行っている人は、高性能なゲーミングモニターを選ぶようにしましょう。
一般の液晶モニターや液晶テレビとの違い
一般的な液晶モニターとゲーミングモニターの性能差は、以下の表のように示されます。
モニタータイプ | リフレッシュレート | 応答時間 |
一般的な液晶モニター | 60 Hz | 5ms ~ 10ms |
液晶テレビ | 60 Hz ~ 120 Hz | 0.83ms(東芝・ハイセンス) |
15ms ~ 30ms(東芝・ハイセンス以外) | ||
80ms(非ゲームモード) | ||
ゲーミングモニター | 60 Hz ~ 240 Hz | 0.3ms ~ 5ms |
東芝やハイセンス以外の液晶テレビでは、応答時間が数十msと非常に長く、FPSゲームの操作を行いづらいです。
レグザエンジンを搭載していないテレビでゲームを行っている人は、今すぐゲーミングモニターを使うようにしましょう。
ゲーミングモニターの選び方
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ゲーミングモニターの選び方には、以下の5つの選び方があります。
- リフレッシュレート
- 応答速度
- 液晶の解像度
- モニター形状
- パネル方式
リフレッシュレートと応答速度はゲーム画像の遅延に関係してくるので、FPSゲームでは特に重要な要素です。
後半の3つの要素については、画質に大きく関わってくることから、ゲーム画面の美しさを重視する人には重要な要素です。
リフレッシュレートで選ぶ
リフレッシュレートとは、1秒間に画面を更新する回数であり、頻度が高い場合は動きの速いレーシングゲームでも滑らかに映像が動きます。
60Hzから240Hzまでの、主要な5つのリフレッシュレートの性能に関しては、下記の表のようにまとめられます。
更新周期 | 遅延 | 適切な用途(解像度が4Kでない場合) |
60 Hz | 約16ms | 携帯ゲーム機専用 |
75 Hz・76 Hz | 約13ms | 携帯ゲーム機専用 |
144 Hz | 約7ms | ゲーミングPC・携帯ゲーム機 |
165 Hz | 約6ms | ゲーミングPC・携帯ゲーム機 |
200 Hz | 約5ms | ゲーミングPC・携帯ゲーム機 |
240 Hz | 約4ms | ゲーミングPC・携帯ゲーム機 |
100Hz未満と144Hz以上では遅延が大きく異なるので、PCゲーム用のモニターとして使う場合は、100Hz以上のリフレッシュレートを持った物を選びましょう。
ただし、非常に処理が重くなる4K解像度においては、100Hz未満の更新速度でも問題ありません。
応答速度
モニターの色が変化する速度が応答速度であり、遅延が少ないと画面の動きが激しいFPSゲームでも、残像が生じづらいです。
リフレッシュレートよりも遅延の影響は少ないですが、応答速度も遅延を抑えるのに重要な要素です。
ゲーミングモニターの遅延が1ms以下なのに対し、一般的なディスプレイでは、5ms以上の大きな遅延が生じます。
遅延の少なさが重要なFPSゲームにおいては、遅延が1ms未満となるゲーミングモニターを選んだ方が良いでしょう。
液晶の解像度
液晶画面全体の横と縦のピクセル数が液晶の解像度であり、解像度が高いと大きな画面を使うテレビゲームでも、きれいな映像を映し出せます。
ゲーミングモニターの解像度に関しては、以下の3種類の方式が主流です。
- フルHD(1920 × 1080)
- WQHD(2560 × 1440)
- 4K(3840 × 2160)
普通のPCモニターよりも画面サイズが大きいですが、24インチから27インチ程度の物が多いので、解像度はフルHDやWQHDで十分です。
ただし、4Kモニターであれば細かい部分も描写してくれるので、画質を重視する人は4K対応の製品を選んだ方が良いでしょう。
画面サイズは24インチから27インチ程度のものを選ぶ
画面サイズが小さすぎると、ゲーミングモニターの高い解像度を活かしきれないので、画面の大きさがある程度大きい物を選ぶ必要があります。
PCゲームを行っている人は、見やすくて目が疲れづらい、24インチから27インチ程度のモニターが最適です。
一方で、テレビゲームでは程度が離れていても画面を見やすい、30インチ以上のゲーミングモニターがおすすめです。
モニター形状で選ぶ
ゲーミングモニターの形状に関しては、平面モニターと曲面モニターの2種類に分けられます。
平面モニターは構造が単純な分、曲面モニターよりも安く購入できるので、コストパフォーマンスを重視する人におすすめです。
曲面モニターは画面サイズが大きい上に、平面モニターよりも映像の迫力があることから、ゲーム画面に没入したい人におすすめです。
一般的な用途でもモニターを使う場合は、汎用性が高く動画配信サービスも見やすい、16:9のアスペクト比を持つ物を選びましょう。
平面モニター
平面モニターは一般的に広く使われているタイプで、曲面モニターよりも価格が安く手軽に購入できます。
汎用性が高く、普通のPCモニターと同じような感覚で使えるので、ゲーム用途以外にも使いたい人におすすめです。
曲面モニターと異なり、余計な出っ張りが生じないことから、狭いテーブルでも置きやすいです。
曲面モニター
曲面モニターは名前通りパネルが湾曲していて、価格は高いですが迫力のある映像を楽しめます。
平面モニターと異なり、視野が広いアスペクト比が21:9の物も存在し、FPSゲームやモンハンを行うのに向いています。
ウルトラワイドモニターでは、テレビ映像の画質が低下してしまうので、テレビも見たい人はアスペクト比が16:9の製品を選びましょう。
パネル方式で選ぶ
ゲームモニターのパネルタイプには3種類あり、それぞれの特徴について以下の表で表されます。
パネルタイプ | 視野角 | 画質 | 色域 |
TN方式 | 狭い | 悪い | 狭い |
VA方式 | 広い(色の変調あり) | 良い | 標準的(黒色の表現が得意) |
IPS方式 | 178°(色の変調なし) | 良い | 広い |
TN方式は他の方式に比べると、安価でリフレッシュレートも高いですが、視野角が狭く画質も悪いです。
一方で、IPS方式は他の方式に比べて視野角が広く発色も良いですが、価格が高いといった欠点があります。
液晶モニターの画質を重視する人は、VA方式やIPS方式のパネルを選んだ方が良いでしょう。
TN方式
TN(Twisted Nematic)方式とは、液晶分子のねじれによって光の透過具合を調整する方式です。
他の方式に比べると応答速度が速いので、遅延の少なさが求められるFPSゲームに向いています。
また、価格も他の方式に比べると安く、手軽に購入できるのがメリットです。
しかし、視野角が狭く他の方式に比べて画質が悪いので、画質を重視する人には向いていません。
VA方式
VA(Vertical Alignment)方式では、垂直に並べた液晶分子の向きを変えることで、ディスプレイのコントラストを調整します。
TN方式よりも視野角が広い上に、美しい黒色も表現しやすく、明るい部屋でも比較的綺麗です。
応答速度も1ms程度とそこそこ速く、総合的な性能のバランスが取れているので、扱いやすいです。
画質が良くて応答速度も速いモニターが欲しい人は、VA方式の製品を選びましょう。
IPS方式
IPS方式では、水平に並べた複数の液晶分子の向きを横方向に変えることで、光の透過具合を調整します。
TN方式とは逆の性質を持ち、視野角によって液晶の色が変わることがない上に、発色も鮮やかで画質が良いことが特徴です。
応答速度が5ms程度と遅い製品が多く、価格が高いことが短所なので、欠点が気になる人はTNパネルを選びましょう。
ゲーミングモニターおすすめメーカー
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ゲーミングモニターにおいては、以下の4つのメーカーがおすすめです。
- BenQ
- ASUS
- Acer
- MSI
メーカーによって、液晶パネルの画質や更新頻度が大きく異なり、高画質で遅延の少ないハイエンドモデルはBenQやASUSでしか販売されていません。
高性能なゲーミングモニターが欲しい人は、購入する前に必ず複数のメーカーの製品を調べておきましょう。
BenQ
- Zowieシリーズというesports向けのゲーミングモニターを販売している
- Eye-Care機能が付いていて長時間ゲームをしても目が疲れにくい
- 全体的に価格の安い商品が多くコストパフォーマンスが高い
ゲーミングモニターとしての性能が全体的に高く、コストパフォーマンスも良いので、安くて高性能な製品が欲しい人におすすめです。
また、ブルーライト抑制機能を搭載していて目が疲れにくいことから、長時間ゲームを行うコアゲーマーにもおすすめできます。
ASUS
- 全てのモデルにおいてリフレッシュレートのオーバークロックを行える
- 他のメーカーの製品に比べてディスプレイの画質が良い
- 商品のラインナップが豊富で1万円台前半で買える商品も存在する
他のメーカーに比べてリフレッシュレートが高めで、画像の遅延が少ないことから、FPSゲームをやっている人におすすめです。
ASUSのモニターは全体的に画質が良く、色域が非常に広い製品が存在するので、画質を重視する人にも向いています。
Acer
- 他のメーカーに比べて応答速度が速く0.1msの超高速モデルも存在する
- TNパネルを搭載した製品が多く全体的に視野角が狭い
- 3万円程度のお手頃な価格で購入できる製品が多い
他のメーカーに比べると、応答速度が速く遅延を極限まで抑えられるので、ラグの影響が大きいFPSゲームに最適です。
しかし、TN液晶の製品が多く画質に関しては他のメーカーに劣るため、画質を重視する人は他のメーカーの製品を選びましょう。
MSI
- 4K解像度の製品が存在しないがリフレッシュレートが全体的に高い
- TNパネルを使用していないので視野角が広く画質が良い
- ミドルレンジの製品を中心にゲーミングモニターの販売を行っている
MSIの製品においては、TNパネルを使用していないため視野角が広く、ASUSの製品と同様に画質が高いです。
ただし、解像度が4Kのハイエンドゲーミングモニターが存在しないので、高級ゲーミングモニターが欲しい人は他のメーカーの製品を選びましょう。
目的別おすすめのゲーミングモニターランキング
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- FPSゲーム用(24 ~ 27インチ程度)
- 携帯ゲーム機用(30インチ以上)
- 4K対応ゲームタイトル用(27インチ程度)
製品によって画面の更新速度や画質が大きく異なるので、自分が重視する性能に合わせて、ゲーミングモニターを選びましょう。
FPSにおすすめのゲーミングモニターのおすすめ厳選3選
- Acer ゲーミングモニター SigmaLine KG251QHbmidpx
- MSI Optix G24C4 ゲーミングモニター
- BenQ IPSパネル搭載高画質ゲーミングモニター EX2780Q
いずれの製品もリフレッシュレートが144Hzと高く、総合的な遅延も10ms程度で済むため、快適にFPSゲームをプレイできます。
Acer ゲーミングモニター SigmaLine 24.5インチ KG251QHbmidpx
商品スペック
画面サイズ | 24.5インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | TN方式 |
解像度 | 1920 × 1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 144 Hz |
応答速度 | 0.6ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | ブラックブースト機能 |
重量 | 4.2 kg |
サイズ | 558 × 430 × 216 mm |
Acerのゲーミングモニターは、応答速度が0.6msと速い上に、2万円台で購入できるのが魅力的なゲーミングモニターです。
- 応答速度が0.6msと他のゲーミングモニターに比べて速い
- ブラックブースト機能を搭載していて視認性が高い
- 2万円台後半というお手頃な価格で購入できる
応答速度が0.6msと非常に速くFPSゲームを快適にプレイできる
リフレッシュレートが144Hzと高い上に、応答速度も0.6msと非常に速いので、遅延の少なさを重視するFPSゲーマーにおすすめです。
ブラックブースト機能を搭載していて、建物の影も明るく映し出してくれるので、視認性を高められます。
2万円台後半という手頃な値段で購入できることから、モニターの購入費用を抑えたい人にもおすすめです。
MSI Optix G24C4 ゲーミングモニター VA湾曲パネル
商品スペック
画面サイズ | 23.6インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | VA方式 |
解像度 | 1920 × 1080(フルHD) |
リフレッシュレート | 144 Hz |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
モニター形状 | 曲面モニター |
機能 | 可変リフレッシュレート同期機能 |
重量 | 3.4 kg |
サイズ | 537 × 429 × 225 mm |
VA液晶であるにも関わらず、2万円台前半で購入できるので、安くて高画質なゲーミングモニターを探している人におすすめです。
- 曲面モニターなので長時間ゲームをプレイしても目が疲れにくい
- VA方式なのにも関わらず178度という広い視野角を持つ
- 2万円台前半で買えてコストパフォーマンスが高い
リフレッシュレートが144Hzと高く2万円台前半で買えるのが魅力的
msiのゲーミングモニターは、VA方式の曲面モニターを搭載していて、2万円台前半で購入できるのでコスパが高いです。
リフレッシュレートが144Hzと高く、応答速度も1msと速いことから、快適にFPSゲームをプレイできます。
目が疲れにくいだけでなく、見た目がかっこいいという口コミが多いので、デザインを重視する人におすすめです。
BenQ IPSパネル搭載高画質ゲーミングモニター EX2780Q
商品スペック
画面サイズ | 27インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | IPS方式 |
解像度 | 2560 × 1440(WQHD) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 5ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | ステレオスピーカー搭載 HDRi機能 Eye-Care機能 |
重量 | 5.9 kg |
サイズ | 614 × 460 × 196 mm |
AnkerのEX2780Qは、WQHDのIPS液晶を搭載していることから、画質を重視する人におすすめです。
- フルHDよりも高い解像度を持つので画質が良い
- IPS液晶を搭載していて視野角が広い
- Eye-Care機能(ブルーライト軽減機能)が付いていて目が疲れにくい
IPS液晶を搭載していて解像度がWQHDなので画質が非常に良い
リフレッシュレートが144Hzと高いものの、応答速度が5msと遅いので、そこまで遅延は小さくありません。
しかし、高解像度のIPS液晶を搭載しているため、画質を重視するFPSゲーマーにおすすめです。
高音質なスピーカーも標準搭載されているので、音質にこだわる人にもおすすめできます。
ただし、HDR機能に関しては悪い口コミが多く、HDR機能を重視する人には向いていません。
大画面!PS4・Switch向けゲーミングモニターのおすすめ厳選3選
- ASUS TUF Gaming ゲーミングモニター VG32VQ
- Acer ゲーミングモニター Predator 35インチ Z35bmiphz
- BenQ モニター ディスプレイ EW3270U 31.5インチ
どの製品も画面サイズが30インチ以上と大きく、離れた場所でもゲームを行いやすいのが特徴です。
ASUS TUF Gaming ゲーミングモニター VG32VQ 31.5インチ湾曲
商品スペック
画面サイズ | 31.5インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | VA方式 |
解像度 | 2560 × 1440(WQHD) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) 1ms(MPRT) |
モニター形状 | 曲面モニター |
機能 | 可変リフレッシュレート同期機能 Shadow Boost テクノロジー ステレオスピーカー搭載 |
重量 | 9.1 kg |
サイズ | 713 × 580 × 233 mm |
ASUSのゲーミングモニターは、応答速度が1msと速いので、FPSゲームにも向いた大型ディスプレイです。
- WQHD(2560 × 1440)解像度で1msという低遅延を実現している
- 曲面モニター搭載で臨場感のある映像を楽しめる
- シャドウブースト機能が付いていてFPSゲームを行いやすい
WQHD解像度なのにも関わらず応答速度が速くFPSゲームも遊びやすい
ASUSのゲーミングモニターは、リフレッシュレートが144Hzと高く、応答遅延も1msと小さいです。
シャドウブースト機能も付いていて視認性が高いことから、FPSゲームを行う人に向いています。
曲面ディスプレイで、没入感が最高といったレビューもあるので、迫力のある映像を楽しみたい人にもおすすめです。
Acer ゲーミングモニター Predator 35インチ Z35bmiphz
商品スペック
画面サイズ | 35インチ |
アスペクト比 | 21:9 |
パネル方式 | VA方式 |
解像度 | 2560 × 1080 |
リフレッシュレート | 200Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) |
モニター形状 | 曲面モニター |
機能 | 可変リフレッシュレート同期機能 Game Viewモード Dark Boost機能 ブルーライトフィルター機能 フリッカーレス機能 |
重量 | 12.7 kg |
サイズ | 844 × 685 × 300 mm |
AcerのZ35bmiphzは、ウルトラワイド画面が特徴的な、35インチゲーミングモニターです。
- リフレッシュレートが200Hzと非常に高い
- ウルトラワイドなので視野が広くなりFPSゲーム等を行いやすい
- NVIDIA G-SYNC対応で画面のズレも生じにくい
ウルトラワイド画面なのでFPSゲームやモンハンを行いやすい
他のゲーミングモニターと異なり、アスペクト比が21:9となっていて視野が広いので、敵の位置を把握しやすいです。
リフレッシュレートが200Hzと非常に高く、FPSゲームやモンハンも快適にプレイできます。
ただし、ハイスペックPCでないと処理負荷の関係で200FPSを出せないので、実際の遅延はもう少し大きいことに注意しましょう。
BenQ モニター ディスプレイ EW3270U 31.5インチ
BenQのEW3270Uは、4K映像に対応したテレビゲーム向けの大型ゲーミングモニターです。
商品スペック
画面サイズ | 31.5インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | VA方式 |
解像度 | 3840 × 2160(4K) |
リフレッシュレート | 76 Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | アイケア機能B.I.+ HDR対応 |
重量 | 7.5 kg |
サイズ | 727 × 523 × 215 mm |
Anker
- 解像度が4Kである上にHDR対応なので非常に画質が良い
- アイケア機能搭載で目が疲れにくいのでコアゲーマーにもおすすめ
- 5万円未満で購入出来てコストパフォーマンスが高い
4K解像度に対応した携帯ゲーム機向けのゲームディスプレイ
モニターサイズが31インチと大きく、4K解像度を十分に活かせることから、映像の美しさにこだわる人におすすめです。
リフレッシュレートは76Hzと低めで、応答速度も4msと遅いので、遅延の少なさを重視する人は他の製品を選びましょう。
5万円未満で購入できる、アスペクト比が16:9の4Kモニターであることから、動画配信サービスも利用したいという人にもおすすめです。
4K対応ゲーミングモニターのおすすめ厳選3選
- BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ EL2870U
- Acer ゲーミングモニター SigmaLine 28インチ KG281KAbmiipx
- ASUS ゲーミングモニター 27インチ ROG SWIFT PG27UQ
4Kモニターにおいても処理速度に違いがありますが、非常に負荷が重くなるので、モニターの性能を活かすにはGPUの性能も高める必要があります。
また、24インチ程度の画面の大きさでは4Kの解像度を活かせないため、画面の大きさが27インチ程度と大きめなのが特徴です。
BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ 27.9インチ
商品スペック
画面サイズ | 27.9インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | TN方式 |
解像度 | 3840 × 2160(4K) |
リフレッシュレート | 76 Hz |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | FreeSync テクノロジー アイケア機能B.I.+ 可変リフレッシュレート同期機能 HDR対応 |
重量 | 5.7 kg |
サイズ | 658 × 477 × 150 mm |
BenqのEL2870Uは、FreeSyncテクノロジー搭載で遅延が起きづらいので、FPSゲーマーにもおすすめできる4Kモニターです。
- 4K解像度なのでゲームだけでなく映像コンテンツも楽しめる
- FreeSync テクノロジー搭載で画像の遅延やズレが生じづらい
- 3万円台後半という手頃な価格で購入できる
更新頻度が76Hzと高めでFreeSync対応なので遅延が起きづらい
リフレッシュレートが76Hzと高めで、FreeSyncテクノロジーを搭載していることから、遅延を抑えたい人におすすめです。
アイケア機能B.I.+を搭載していて、ブルーライトを抑制してくれるので、コアゲーマーにもおすすめできます。
価格が3万円台後半と4Kモニターの中では安く、手軽に購入できることも魅力的なポイントです。
Acer ゲーミングモニター SigmaLine 28インチ KG281KAbmiipx
商品スペック
画面サイズ | 28インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | TN方式 |
解像度 | 3840 × 2160(4K) |
リフレッシュレート | 60 Hz |
応答速度 | 1ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | Gameモード機能 ブラック・ブースト機能 HDR対応 |
重量 | 5.49 kg |
サイズ | 659 × 482 × 241 mm |
Acerの4Kゲーミングモニターは、3万円台で購入できる4Kモニターなので、購入費用を抑えたい人におすすめです。
- HDR Readyに対応していて色再現性が高い
- 応答速度が1msと非常に速くヌルヌル動く
- 価格が35,000円と28インチの4Kモニターの中で最も安い
35,000円で手に入るコスパの高い4Kゲーミングモニター
リフレッシュレートは60Hzですが、遅延が1msと小さくFreeSyncに対応しているため、比較的スムーズにゲームをプレイできます。
価格は35,000円と4Kモニターの中では最も安い部類に入るので、予算が無い人におすすめの製品です。
ただし、液晶パネルがTN方式で画面端の色が変調するので、画質を重視する人は他の製品を選びましょう。
ASUS ゲーミングモニター 27インチ ROG SWIFT PG27UQ
商品スペック
画面サイズ | 27インチ |
アスペクト比 | 16:9 |
パネル方式 | IPS方式(97% DCI-P3 / 99% AdobeRGB) |
解像度 | 3840 × 2160(4K) |
リフレッシュレート | 144 Hz |
応答速度 | 4ms(GtoG) |
モニター形状 | 平面モニター |
機能 | GamePlus機能 可変リフレッシュレート機能 HDR対応(DisplayHDR 1000 認証取得) 環境光センサー |
重量 | 9.2 kg |
サイズ | 634 × 557 × 268 mm |
ASUSのフラッグシップモデルであるPG27UQは、液晶の色域が非常に広く最高の画質を誇るので、画質にこだわる人におすすめです。
- 色再現率の高いIPS液晶を持つのでとにかく画質が良い
- 4Kの解像度を持つのにも関わらずリフレッシュレートが144Hzと高い
- 高品質なHDR機能を搭載していてHDR表示しても色が白っぽくならない
総合性能が非常に高いASUSのフラッグシップゲーミングモニター
IPS液晶の色域が97%以上と非常に広く、画面の解像度も4Kであることから、モニターの画質にこだわる人におすすめです。
最高解像度の液晶モニターにも関わらず、リフレッシュレートが144Hzと高いので、遅延なく快適にゲームをプレイできます。
4Kの解像度で144FPSを出すためには、最高級GPUを2枚差しする必要があるので、予算が無い人は別の製品を選びましょう。
GPUとCPUの性能も重要
フォートナイトにおける各解像度の最高設定で、モニターのリフレッシュレートに追いつくために必要な、GPUとCPUの性能は以下の通りです。
解像度(リフレッシュレート) | 必要GPU性能(3DMark) 要求グラフィックボード条件 |
推奨CPU性能(PassMark) 要求CPU条件 |
フルHD(60 Hz) | 7000 GeForce GTX 1050 Ti 以上 |
8000 Intel Core i5-9500 以上 |
フルHD(144Hz) | 17000 GeForce GTX 1070 以上 |
13000 Intel Core i5-10500 以上 |
フルHD(240Hz) | 28000 GeForce RTX 2080 以上 |
19000 Intel Core i7-10700K 以上 |
WQHD(60 Hz) | 12000 GeForce GTX 1060 以上 |
11000 Intel Core i5-10500 以上 |
WQHD(144Hz) | 28000 GeForce RTX 2080 以上 |
19000 Intel Core i7-10700K 以上 |
4K(60 Hz) | 28000 GeForce RTX 2080 以上 |
19000 Intel Core i7-10700K 以上 |
4K(144Hz) | 67000 GeForce RTX 2080 Ti × 2 |
38000 Intel Core i7-10700K × 2 |
フルHDの解像度においても、処理落ちしないためには、それなりに高性能なGPUが必要であることが分かります。
PUBGではもっと処理が重くなるので、FPSゲームを快適にプレイしたい人は、高性能なGPUも購入しておきましょう。
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